中小企業のいろいろな悩みを解決するために作られた作戦室が、 このブログ「頑張れ中小企業」です。
不便なことは素敵なこと 桐谷エリザベス 著
 谷中に住んでもう何十年になるのでしょう。画家の桐谷逸夫さんとアメリカから来た奥さんのエリザベスさん。取材でお世話になったり、長屋に住まわれていた頃、住居からテレビ中継をさせていただいたこともありました。

 そんなお付き合いのエリザベスさんがエッセイを出しました。翻訳と中のイラストは夫の逸夫さんが描いています。



 比較的均一な環境で育った我々日本人とは、かなり違う環境で育ったエリザベスさんが、日本人の不思議さ、おかしさ、良さ、大切にしたいことなどを綴っています。

 繰り返し、さまざまな角度から語られているのは「幸せ」のこと。
「幸せは、物ではなくて精神によってもたらされるものです。」

「何を買ってもどんなに新しい流行の品を手に入れても、短期間満足させてくれるだけです。」

「人生の挑戦とは、日々の生活の中に長続きする安らぎや満足感や楽しみを見つけることです。」

「それは、自分がやりたいと思っているものをうまく成し遂げた結果得られるものです。権利として獲得できる決まった何かがあるのではなくて、一生懸命働き物事をやり遂げることを通して自然に訪れてくるものです。」

「幸せや満足感というのは、物事を達成することでなく、追求することから生まれてくるものです。」

「今やっていることに夢中になって他のすべてのことを忘れている瞬間、つまりすべての感覚と能力を最大限に発揮している瞬間、これこそが「幸せ」だと思うのです。」

 改めて、生きるとは?を考えるには、とても良い一冊です。

 挿絵もとても楽しめます。

※中のエピソードで傑作なのは、エリザベスさんが、ご両親の了解も取り付けることなく結婚してしまったため、結婚後、電話をすることに。結婚前、逸夫さんとは、日本語でしか話したことが無く、それでも挨拶だけはと、ハローでも良いから話して欲しいと電話を代わると、逸夫さんがペラペラと英語で話し出しビックリ。そんな夫の知らなかった一面を日々発見できることが幸せとノロけています。
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テーマ: - ジャンル:本・雑誌

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