中小企業のいろいろな悩みを解決するために作られた作戦室が、 このブログ「頑張れ中小企業」です。
地域で一番の意味は?
 サービスや商品を提供するにあたって今、一番むずかしいのは、誰にでも受け入れられるものを作ることではないでしょうか。

 提供する側は、確かに誰にでも喜んで貰いたいと考えてしまいがちです。幅広いターゲットを捕まえているサービスや商品もあります。例えば、カップヌードル。例えば、ディズニーランド。しかし、一方で誰もが通い詰める飲食店は???あるのでしょうか。ファミレスが厳しい状況に陥っていることは皆さんご存じと思います。
 行列ができるラーメン店は誰もが受け入れる味でしょうか?家系ラーメンはその典型だと思います。はまってしまう人は通い詰め、嫌いな人は二度と行かない。(ちなみに私は大好き、家内は大嫌いだそうで)

 予約で一杯の温泉旅館。子どもからお年寄りまで様々な人で賑わっているでしょうか?

 車がそのことを一番如実に表しています。今、若者からお年寄りまで、ファミリーから単身者まで、誰からも支持されている車は無いと思います。それ以前にきめ細かくターゲットを絞り、それに合わせて色々な車種が開発され販売されています。

 地域に密着した店や企業を運営する場合も同じ事が言えるはずです。確かに島に一軒の店だと言うなら話は別でしょう。しかし、競争がある地域で営業をするとなれば幅広いターゲットを対象にするのは危険です。かつてスーパーマーケットは生活を基盤から支えようと薄利多売を武器に全消費者に向けてビジネスを拡大していきました。確かに日本人の生活が豊かになったのにはスーパーマーケットの普及が大きく寄与していると思います。しかし、今、収益をあげている小売店の多くは専門店です。ブランドや使いやすさなど商品に付加価値を加えることで利益を得ている専門店が元気な店になっています。誰からも受け入れて貰おうというコンセプトは非常に実現のハードルが高いというのが現実です。

 だからこそ競争がある地域で店舗や会社を運営しようとするならば、全ての人を対象にして地域で一番を目指すのは危険なのです。高齢者に一番、若者に一番、OLに一番、朝寝坊の人に一番、夜更かしの人に一番というのもあるかも知れません。ターゲットをある程度絞って、つまり店や会社が成立する市場規模、見込客の数を考えて「地域で一番」を目指すべきなのです。
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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

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 サービスや商品を提供するにあたって今、一番むずかしいのは、誰にでも受け入れられるものを作ることではないでしょうか。  提供する側は、確かに誰にでも喜んで貰いたいと考えてしまいがちです。幅広いターゲットを捕まえているサービスや商品もあります。例えば、カッ
2005/10/28(金) 14:22:39 | めざせ儲かる美容室づくり