中小企業のいろいろな悩みを解決するために作られた作戦室が、 このブログ「頑張れ中小企業」です。
高級味噌のお客様を探してみたら
 村上龍のエッセイを読んでいたら、興味深いことが書いてありました。何かの縁があってとても高価な味噌を注文したのだそうです。実際とても美味しかったそうですが、店の人に、きっとお金持ちが買っているのだろうと聞いてみると、決してそんなことは無いのだという返事。若い人も、年配の人も。お金持ちもそうで無さそうな人も。色々な人がいるそうで、共通点と言えば味噌にはこだわっている。味噌好きな点だけかも知れなかったそうなのです。
 これは今どきの消費者の特長を示す貴重な話だと思います。今までは若者向き。中高年向き。ハイクラスな人たち向き。若年カップル向きなどという括り方で商品を開発し、その人たちに向けてアピールしていました。ところが今や、その分野の商品にこだわる人、こだわらない人というような分かれ方になってしまい、消費者像は雑多でぼやけ判りにくくなっているのです。だから若者向けの雑誌でアピールしようとか、中年サラリーマン向けの週刊誌でアピールしようとか、高所得者層に向けDMを送ろうなどという方法が効果を発揮しにくくなっているのです。

 言い換えれば、高級味噌が好きな人たち。スペインのワインが好きな人たち。イタリア車のマニア。米だけはこだわる人たち。など趣味趣向、こだわりで消費者をくくることができれば。そういう媒体を通してアピールができれば。非常に効率的な宣伝ができるということになります。

 R25のような読者の年齢を25歳前後と絞ってしまった媒体のように、更により対象を絞りきった媒体が今後も増えるだろうと予測されるのは、今までのような読者層、視聴者層の設定の仕方では媒体の力が発揮しにくくなってきたということでもあります。
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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

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