中小企業のいろいろな悩みを解決するために作られた作戦室が、 このブログ「頑張れ中小企業」です。
空中戦、避けて通れない時代に
 バーチャルがリアルに与える影響は?空中戦が地上戦に与える影響は?なんていうテーマで今回は進めたいと思うのですが???
つまりインターネットが旧来型の経営にどんな影響を与えるのだろうということです。

 このところ深く関心を持っている業界に旅行業界があります。格安ツアー全盛の昨今ですが、高価格帯の商品も売れ出したといいます。つまり同じところに行くのでも飛行機、宿、食事、観光、さまざま工夫を凝らし付加価値をつけ利益率を上げてきた商品が受けてきたというのです。モノ余りの時代、旅という商品はまだまだ伸びると期待されています。その上、儲かるとなれば尚更です。
 そんな旅行業界に大きな変化が訪れています。それがリアルを浸食しはじめたバーチャル。つまりネットを通じた旅行ツアー販売の伸びなのです。それも格安ツアーのみならず価格が高めでも充実した内容の商品を求める声が強くなっていると言うのです。また会員数の伸びも凄まじく、宿泊予約サイト中、最大の「旅の窓口=楽天トラベル」の会員は、2001年秋に127万人だったものが、350万人を突破したと言います。

 市場も膨らんでいるのでしょう。しかし主にチラシを使った地上戦を行う中小の旅行代理店は顧客を食われていないでしょうか。大手はネットにも手を広げています。しかし中小の代理店は対応しきれないでいます。その分、食われていないでしょうか。

 もしも10売り上げていたところが、8になったとします。利益の落ち込みは2割減では済まないはずです。それに比べ0が2になった方は強いでしょう。それもネット中心ならば成立基盤は10もいらない筈です。5でも成立するビジネスモデルが描けているかも知れません。何と言ってもネットの強みはコストにありますから。

 価格の比較がしやすいため廉価な商品が多いネット・ショップの世界ですが、高価格帯も動いているとなれば実店舗を展開している旅行代理店はたまったものではありません。しかし、考えてみれば高価格の旅行商品となれば内容をじっくり吟味したいもの。じっくり説明が必要な商品こそメルマガやホームページを駆使するネットの得意とするところです。店舗にいる従業員が、数多い旅行商品を詳しく説明できるかと言えば疑問です。じっくり比較検討して決めたいというお客さんにはネットの方が都合が良いのです。そもそも店舗に行っても商品を手にできる訳ではないし、旅行会社の人が高額ツアーに参加し熟知しているとも思えない。店舗で手にとって確認し購入するということが旅行の場合、どのみちできないのです。ならばネットでよく吟味したのちネット上で購入となっても全くおかしくない。反対に店舗に行かないで済むから楽だという人も多いでしょう。

 地上戦でチラシの反応が、落ちている中、ネットを無視しては売上の落ち込みは救えないと考える方が今や自然です。ネットの普及が、従来の集客をすっかり変えつつあります。これは旅行業界のみならず言えることでしょう。地上戦のレベルアップと共にインターネットを駆使した空中戦にも対応しなくてはならない時代に気が付けばなっているのです。
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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

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