中小企業のいろいろな悩みを解決するために作られた作戦室が、 このブログ「頑張れ中小企業」です。
パブリシティの好例
 横浜土産として有名な崎陽軒が、
4個で5000円という「ゴージャスシウマイ」を
売り出したというニュースがありました。
これは、上手いパブリシティだと言えるでしょう。

 崎陽軒は、知名度の高い店と思いますが、
やはり、定期的に話題づくりをして名前を知らしめていくことが、
ブランド維持ができる方法と考えているのではないでしょうか。
 4個で5000円のシューマイ、勿論、売れると思って
販売を始めたのではありません。
ニュースになるからです。
ニュースにするためにはストーリーが必要です。
「4個で5000円、豪華ですね。誰が食べるんでしょうね。」
だけではニュースになりません。
何故、そんなシューマイを作ったの?
何故、5000円もするの?
そんな疑問の回答が、ナルホド!っていうものにしないとなりません。

 まず「何故、そんなシューマイを作ったの?」の答えです。
古代中国の宮廷を舞台にしたチャン・ツィイーさん主演の映画
「女帝 エンペラー」とのタイアップ企画とのこと。
映画にちなんで、中国の宮廷で食べられていた食材を
ふんだんに使ってシューマイは作られているそうです。

 では「何故、5000円もするの?」の答えですが、
不老長寿の妙薬『くろあわび』のシウマイ
(くろあわび、和牛タン、山百合ポーク、バナナエビなど入り)
幻のきのこ『キヌガサダケ』のシウマイ
(キヌガサダケ、北海道猿払産ホタテ貝柱など入り)
中国宮廷への献上品『ツバメの巣』のシウマイ
(ツバメの巣、伊勢エビ、タラバガニなど入り)
天日干しヨシキリザメの『フカヒレ』シウマイ
(フカヒレ、ウバザメのコラーゲン、イベリコブタのペジョータなど入り)
の4種類で、1908年創業の崎陽軒の歴史でも最高価格と言います。
勿論、材料費はかなり高額、その上、一つ一つが点心職人の手作り。
プロの蒸し加減で食べていただきたいので、是非レストランに。
というコメントが発表されています。

 創業100年を迎える老舗ですよというアピールをしつつ、
語れるシューマイにしているのがミソです。

 崎陽軒本店内のショップで1日5セット限定で予約販売、
また本店内のレストランでも食べられるそうですが、
実際に食べる人は???
売れることより話題を振りまくことが大切ですから、
このキャンペーンは、さまざまなマスコミに取り上げられた時点で
成功と言えるでしょう。
テレビにCMを流すことを考えれば、非常にリーズナブルに
宣伝ができたと言えます。

 こうした作戦で定期的に認知を上げようとしてきた例では、
デパートのお中元商戦、お歳暮商戦が知られるところです。
1000万円の福袋とか、ヘリコプターで東京の夜景を楽しんだ後、
豪華フランス料理のフルコースお食事券などは、
テレビや雑誌の話題づくりのため作られたもので、
実際に売れるかどうかは関係ありません。
デパートの名前がマスコミに露出することを狙った方法です。

 自社の商品やサービスの認知を上げたいと思ったら、
いかに良い商品か、良いサービスか、正面突破でアピールするのも
良いですが、取り上げたくなるような面白い話題づくりをして
アピールするのも一つの手。
是非、頭をひねってみてください。


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テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

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