中小企業のいろいろな悩みを解決するために作られた作戦室が、 このブログ「頑張れ中小企業」です。
殿様商売と言うけれど・・・成田山の参道で考える
 かつて取材で成田山の参道を撮影したことがあります。でも本堂まで行く時間はありませんでした。そこで成田の会社を訪問した折、参拝して帰ることにしました。夕方ということもあって参道には、まばらにしか人がいません。もっと上手く商売ができるのでは?その時考えたことをまとめてみます。
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 成田山の場合、川崎大師や伊勢神宮なども同じでしょうが、季節や時間によって人手が大きく変わっていることと思います。それをどう捉えるか。よく「海の家」を例に言われますが、確かに海の家の場合、権利を得なければ誰もが参入できない。投資に比べ売上がよい。海水浴客は、他に行きようがないですから、この程度のラーメンが××円!と値付け出来ます。競争と言っても数軒から選ばざるを得ない訳ですから、差別化もさほどしません。でも頑張らなくてもお客は来ます。天気が良ければ。海水浴場という観光資源に頼って商売が出来るわけです。冷夏でなければ夏だけで集中的に稼げます。
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 アウトバックステーキハウスという、全米に700店、海外21ヶ国に100店以上を展開しているステーキ屋さんがあります。そこは基本的に夜しか営業していません。なぜなら昼は、客単価を抑えて認知を上げ、夜の集客を増やす目的で営業する店が多いため、効率自体が非常に悪くなるからです。ですから夜だけに営業を集中できれば時間当たりの収益は高くなります。
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 しかし、成田山の参道は、もう少しどん欲にやっても良いように思えます。もし参拝のシーズンだけで店を維持できるほど売上を上げているなら、海の家のようにシーズンしか店を開けない。つまりオフは店を閉めている方が良いはずです。売り上げの上がらない時期にも店を開ければ人件費の負担だけでもきつい。でも、そうもいかない、オフでも店は開けていたい。とするならば、そこそこの売上を上げ、収益の高い店を目指した方が良いのではないでしょうか。
 加えて外国人が目立つ。これは売上の為ではないのですが、おそらく京都などに行く時間がない人たちでしょう。何と言っても成田空港の近くですから日本情緒を味わうには手頃です。なのにまだ日が落ちていないうちから参道に活気が無くシャッターの閉まっている店が目立つのは何とも寂しい。折角の日本です。人が賑わう中、お参りをして貰いたいものです。
 しかも私の目には、申し訳ないが殿様商売をしているようにすら写ります。黙っていてもシーズンにはお客で溢れかえる。その時売り上げれば、他の時期はジタバタしても始まらないと。でもそうでしょうか?殿様商売とは辞書を引くと「鷹揚(おうよう)に構えて商売上の工夫などもせず、利益にあまりこだわらない商売のやり方を軽蔑していう語。」とありますが、利益にこだわり工夫することで、殿様のように店で待っていても、いつもお客が絶えないという意味に変えることは出来ないでしょうか。そう言う訳は歴史を振り返りながら、次回、お話ししたいと思います。
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